技術職っていうと数学・物理などに抵抗がない、学ぶことに興味がある、解決をしていく姿勢がある人がのびていける人ですかね。
ゼロからこんな大きな炉を自分で設計できるのは自画自賛じゃないけど、すごいって思う。

私は、ポリテクセンターで電気制御について学んできました。
ここで学んだことに加えて、前職の土木の仕事の経験が活きていると思います。

設備の設置、修理に関しては同じように現場管理をします。
業者への説明や調整がスムーズにできるのは、前の経験があったからかな、と思います。

技術職に限っていうと、そういう調整事の経験があると非常に有用ですよね。

たしかに。業者、お客様、現場作業員、さらには作業員の会社の社長さんとは時間とお金の調整もします。
この中でだれか1者だけのいう事聞いていたらうまく回らない、
そこをコントロールするのが技術職の役割かな。

Nさんはもう一人で現場に行っているの？

Nさんの場合、先日一人で県外の現場に行ってもらいました。
最初は、自分で色々判断しなければいけない現場は難しいから
毎年決まった工事になりそうなところに行ってもらいます。

私は半年くらいで規模が小さめの設備を設計しました。
Yさんにも結構助けてもらいました。

場合にもよりますが、半年くらい経ったら一人で現場に行ってもらっています。

事務サイドから見てると、もう現場にいっちゃうの！？いつの間に勉強してたの？って思ってしまう

現場での作業報告書で工事の記録を見ることはできますが、
それ見たからって工事ができるわけではない、結局習うより慣れろってことです。

業者さんをどうコントロールすればいいか、などの空気感は現場でないと勉強できませんよね。

昔の話にはなりますが、入社から1年たたずに海外出張に何回か行きました（笑）

早いですね（笑）今は入社してすぐにということはほとんどないけど。

日本では足りない材料があればホームセンターですぐ買いに行けますが、出張先はそういうわけにはいかないです。
極端ですが、常に自分しか信じるものがない状態です。

言語の問題は？

相手もネイティブではないので、中学レベルの英語で十分です。
伝わらないときは、漫画を描いて説明してました（笑）

Tさんって最初は技術職で入社して、今は技術営業職ですよね？

入社してから数年たって声をかけていただきました。
技術を学んでから営業したほうが、絶対にいいと思いました。
お客さんは、もちろん全てしっているよね、というテイで聞いてくるので。

技術職に関しても電気設計や機械設計など様々な経験を積めるのは良いところだと思います。